健康診断受診者さまへ 人間ドック健診センター

ピンクリボンを知っていますか?

ピンクリボンは、アメリカの乳がんで亡くなられた患者さんの家族が、「このような悲劇が繰り返されないように」との願いを込めて作ったリボンからスタートした、乳がんに関する啓発運動のシンボルマークです。

10月はピンクリボン月間です。

全3回に渡って乳がん検診の情報をお届けしてきた本企画、最終回の今回のテーマは「乳がん検診Q&A」です☺

乳がんQ&A

Q. マンモグラフィ検査ってなに?

A. 厚生労働省が推進する乳がん検診の検査方法です。マンモグラフィ(乳房専用のエックス線撮影装置)を使い、しこりとしてまだ触れない早期の乳がんを「影」として発見できます。

マンモグラフィ

※国の指針では、40歳以上69歳以下の女性を特に受診を推奨する年齢としています。
※乳腺が密な若い人の場合は、しこりを見つけることが難しい場合があります。
※がんではないのに「要精密検査」と判定される場合や、がんがあるのに見つけられない場合があります。

Q. どうやって撮影するの?

A. 左右の乳房を片方ずつプラスチックの板で圧迫してはさみ、上下左右の2方向から撮影します。検査は約10分で、圧迫している時間は数十秒です。

Q. エックス線検査って、体に危険じゃないの?

A. 放射線被ばく量はごくわずかで、危険はほとんどありません。

Q. 要精密検査になったらどうするの?

A. 実際にがんであるとは限りません。必ず精密検査(保険診療)を受けましょう。乳がんの精密検査の方法は、マンモグラフィ検査(追加検査)、超音波検査、細胞診や生検などがあります。詳しくは、精密検査を実施する医療機関の医師とよくご相談ください。

【転載】

大田区 健康政策部 健康づくり課「あなたと乳がん検診とブレスト・アウェアネス」より、抜粋・転載しております。

全3回に渡ってお届けしたピンクリボン特集、いかがでしたでしょうか?
日本人の9人に1人がかかるとされる乳がんは早期発見により90%が治ります(※)。

※5年相対生存率

皆さんも是非、乳がん検診の受診を検討してみてくださいね♪

大田区・品川区 がん検診情報

■大田区がん検診については、こちらをご覧ください。

令和6年度大田区乳がん検診

対象者40歳以上の女性
検診内容質問
マンモグラフィ検査(乳房エックス線検査)
視触診(任意項目)
自己負担額500円
受診間隔2年に1回

詳細は大田区ホームページをご覧ください。

お知らせ

令和6年度より、国の指針に基づき乳がん検診の受診間隔が2年に1回となります。令和5年度に大田区の乳がん検診を受診した方は、令和6年度は受診できません。

■品川区がん検診については、こちらをご覧ください。