ブログ 大森平和の里

当施設では東京都の補助金を活用して、眠りスキャンを導入しました。眠りスキャンは他の機器とも連動しており、スタッフの負担軽減、ご利用者への適切なケアを提供するために、インカム(クリアトークカム)ナースコール、電話交換機(PBX)の導入や交換もいたしました。本日工事、設定が完了いたしまして、全てのシステムが連動して使用できるようになっています。

それをiphoneやパソコン上で表示するシステムが眠りCONNECTです。

眠りスキャンは眠りを可視化するシステムで、ベッドのマットレスの下に設置し呼吸、心拍を感知して眠っているか起きているかなどを計測する機器になります。

 

 

眠りコネクト上ではこのように表示されます。

 

 

 

フロアごとの一覧表示も可能です。設定次第で入所フロア100床分すべてを表示することも可能です。

 

 

眠りのデータも取れて、この方はこの時間に覚醒傾向だな、この時間にトイレに起きるなど個別ケアの見直しなどにも役立てることが可能になっています。

 

 

そして電話交換機を通じて、iphoneやインカムにナースコールや眠りスキャンの発報を飛ばすことが出来ます。職員間の連絡もハンズフリーで対応できるようになり、こちらもケアの質の向上に役立つシステムになっています。

 

 

眠りコネクトは介護記録ソフトとも連動していて、眠りのデータを自動で記録したりインカムで話した言葉を記録する機能もあるそうです。当法人ではシステム上その介護ソフトは導入は出来なかったのですが、いやはや凄い時代ですね~。

大森平和の里では今後もICT化、DX化を進めて、職員ファースト、利用者ファーストのサービスを提供してまいります。