患者さんへ 牧田総合病院

新年あけましておめでとうございます。

2024年7月1日付で、小谷奉文前病院長の後任として牧田総合病院長に就任致しました。どうぞよろしくお願い致します。ここに謹んで新年のご挨拶申し上げます。

プロジェクト2020として進めてきた移転計画が実現し、2021年には蒲田の新本院に移転することができました。移転してからそろそろ4年がたちます。老朽化の著しい古い病院から新しい病院へと生まれ変わり、コロナ禍での大変な時期の移転でしたが、移転後からは着実に診療実績も増え、移転前とは比べものにならないほど多くの患者さんにきてもらえる病院へと成長しております。

牧田総合病院のさらなるステップアップのため、昨年は救急強化のためEMT(救急救命士)部を新設し、手術件数増加に対応するため局所麻酔専用の第2手術室の増設をおこなっております。今年も化学療法室の増設、循環器内科のカテーテル治療件数の増加や腎臓内科のシャント増設やPTA(経皮的血管形成術)の件数増加を計画しております。

病院が持続し、発展し続けるためには、患者さんを大切にすることはもちろんのこと、職員の皆さんがずっと働きたいと思ってもらえる病院作りが大切なのではないかと思います。職員同士が互いに尊重し合い、個々のスキルアップを目指しやすく、そして働きやすい職場を整えることが大事だと思います。「すべての人に安心を」という仁医会のVISONにおける「すべての人」の中には、患者さんや地域の方々、そして職員も含まれています。職員みんなにも安心を感じてもらえる職場作りを目指して、そして地域の方々に安心して通える牧田総合病院を目指して、職員一同、頑張っていきたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

2025年1月

社会医療法人財団 仁医会 牧田総合病院 病院長 平出 周