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午後 | 丹羽 | 土居 | ー | ー | ー | ー |
午前 | 丹羽 | ー | ー | ー | 土居 | ー |
高い気圧(2.0~2.8気圧)の中で100%の高濃度酸素を吸入することで、全身に多くの酸素を供給し、
病態の改善を図ろうとするものです。
主な効果としては以下のようなものがあります。
・血液により多くの酸素(通常の10〜15倍)を溶かし体内末梢まで酸素を到達させ、組織の回復を促します。
・酸素の持つ抗菌効果を利用して、細菌の発育を防止します。
・高い圧力をかける事で、体内に蓄積した気体を小さくして体外への排出を促します。
当院の高気圧酸素治療装置は日本高気圧環境・潜水医学会の安全基準を満たした装置(第1種装置SECHRIST MODEL2800)です。
セクリスト高気圧酸素治療装置MODEL HJ
製造会社:米国SECHRIST INDUSTRIES INK.…2台
加圧方式…空気
高気圧酸素治療装置BARA-MED(バラーメド)
製造販売会社:株式会社小池メディカル…2台
加圧方式…空気/酸素
加圧方式:酸素(1台)・空気(3台)
計4台の第1種高気圧酸素治療装置
当院では 2000年5月より高気圧酸素治療を導入しています。
2022年2月からは、高気圧酸素治療装置を4台で運用をしています。
突発性難聴・放射線障害・スポーツ外傷・腸閉塞・骨髄炎・減圧症など多く疾患に対して治療を行っており、
2022年度の総治療件数は4274件の治療実績がございます。
また、第1種高気圧酸素治療装置と呼ばれる一人用の高気圧酸素治療装置を使用しているので、
患者さん一人一人の状態に合わせた治療を提供しています。
専門性を持った医師・臨床工学技士が在籍しております。
日本高気圧環境・潜水医学会専門医:3名
日本高気圧環境・潜水医学会専門技士:5名
下記疾患で、お悩みやご質問がある方はお気軽にご相談ください
・急性一酸化炭素中毒その他ガス中毒 | 16 |
・網膜動脈閉塞症 | 14 |
・重症軟部組織感染症(ガス壊疽、壊死性筋膜炎)又は頭蓋内膿瘍 | 30 |
・突発性難聴 | 1330 |
・放射線又は抗癌剤治療と併用される悪性腫瘍 | 54 |
・急性末梢血管障害 | 46 |
・難治性潰瘍を伴う末梢循環障害 | 206 |
・皮膚移植 | 174 |
・重症の熱傷又は凍傷 | 0 |
・広汎挫傷又は中等度以上の血管断裂を伴う末梢血管障害 | 0 |
・脊髄神経疾患 | 604 |
・コンパートメント症候群又は圧挫症候群 | 31 |
・骨髄炎 | 689 |
・放射線障害 | 509 |
・空気塞栓 | 0 |
・脳梗塞 | 147 |
・重症頭部外傷後若しくは開頭術後の意識障害又は脳浮腫 | 104 |
・減圧症 | 19 |
・重症の低酸素脳症 | 0 |
・腸閉塞 | 301 |
所要時間:約90分
内訳・・・加圧15分+酸素吸入60分+減圧15分
治療圧力:2.0〜2.8気圧
※疾患や耳抜きの状態などによって治療圧力を決めていきます。
初回の治療は基本2.1気圧での治療となります。
突発性難聴は片耳(まれに両耳)の聞こえが悪くなり、耳閉感・耳鳴り・めまいなどの症状を伴う疾患です。
原因は内耳のウイルス感染・循環障害や心身のストレスなどが推定されていますが、
未だ解明されていません。
治療方法として高気圧酸素治療・ステロイド療法・星状神経ブロックなどがあります。
当院では耳鼻科医の指示のもと、ステロイド療法と合わせて高気圧酸素治療をご案内しております。
治療期間中は定期的に聴力検査を行い患者さんに分かりやすい形で治療を進めていきます。
突発性難聴は早期の治療が有効とされていますので、
聞こえ方に異常を感じた場合はお早めに受診・ご相談ください。
癌の治療において放射線治療は3大治療法の一つと言われていますが、
副作用として晩期障害(数年〜数ヶ月以上経過してから生じる合併症)があります。
特に骨盤内臓器(子宮・膀胱・前立腺・直腸など)に対する放射線治療後の直腸・膀胱の出血や
口腔癌・中咽頭癌に対する放射線治療後の放射線性下顎骨壊死が発生するなどの晩期障害が報告されています。
こうした晩期障害に対して、高気圧酸素治療の有効性が報告されています。
当院では、高気圧酸素治療専門医の指示のもと、泌尿器科とも連携し、
患者様に寄り添った治療を提供しています。
腫瘍内の組織の酸素濃度は通常の組織に比べて酸素濃度が大きく下がっていることがわかっています。
つまり酸欠状態になっているのです。この状態は『血管新生』『癌幹細胞の維持』『癌の浸潤移転』
『薬物輸送を妨げる』『放射線治療に対する癌の耐性』につながるなどの悪影響が指摘されています。
抗がん剤や放射線治療と組み合わせて行う為、進行中の治療とスケジュール調整が必要となる場合があります。
治療をご希望の方は一度専門医ならびに主治医にご相談ください。
減圧症の治療は、通常の高気圧酸素治療とは異なる再圧治療と呼ばれる治療になります。
治療には米海軍治療表(T-5・T-6)を用いて施行しております。
減圧症は、ダイビング後すぐに症状が出現する事が多くありますので、
気になる症状がある方はお気軽ご連絡してください。
TEL:03-6428-7500
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