薬剤部について

入院患者さんに対し、服用方法、効果、副作用などを十分に説明して安心して薬を服用していただけるよう努めております。また、内服薬、注射薬の調剤だけでなく、抗がん剤や高カロリー輸液の無菌調製なども行っています。
お薬についてわからないこと、心配なことはありませんか? 気になることがありましたら、薬剤師にお気軽におたずねください。

薬剤部長ご挨拶

当院薬剤部は特に病棟業務とチーム医療に力を入れており、薬物治療を行っている対象患者さん全員に薬剤管理指導業務を行うだけでなく、2012年6月より病棟薬剤業務実施加算に伴い薬剤師全員を病棟に配置しています。
チーム医療においては、感染制御チーム(ICT)、栄養サポートチーム (NST)、がん化学療法委員会、褥瘡対策チームなどにも積極的に参画しています。
また、薬学部5年生実務実習を受け入れており、薬剤師育成にも貢献しております。

2021年2月に大森から蒲田へ移転しました。機械化による調剤の効率化、病棟業務の充実を図るため、薬剤部一丸となって日々奮闘中です。

薬剤部長 佐藤 正太郎

薬剤部スタッフ

2024年11月現在

牧田総合病院牧田リハビリテーション病院
薬剤師(常勤)19名5名
薬剤師(非常勤)2名2名
SPD5名1名

当院薬剤部の出身大学

  • 北里大学
  • 京都薬科大学
  • 昭和大学
  • 昭和薬科大学
  • 城西大学
  • 帝京大学
  • 帝京平成大学
  • 東京薬科大学
  • 日本大学
  • 日本薬科大学
  • 星薬科大学
  • 武蔵野大学
  • 明治薬科大学
  • 横浜薬科大学
  • 立命館大学
牧田総合病院 薬剤部
牧田リハビリテーション病院 薬剤部

当院より退院・転院した患者さんへ

お薬についてのお問合せ

薬剤部

03-6428-7594(直通)(TEL・FAX共通)

受付時間:月曜日~金曜日 9:00~17:00(土・日・祝日を除く)

職員募集についてのお問合せ

保険調剤薬局の先生方へ

業務内容

調剤業務

処方せんに基づき投与量や相互作用を確認した上で、患者さんの薬をお作りする業務です。バーコードリーダーを用いて薬剤の取り間違いを防止しています。また、分包機にて一包化を行っています。機械化により効率が上がり、安全を図っています。

院内製剤調製業務

治療または検査で必要な薬で、製薬会社では製造・販売していない薬を調製する業務です。メスシリンダーなどを用いて医薬品や試薬を秤量し、調製しています。

注射薬調剤業務

注射処方せんに基づき投与量や投与速度などを確認し、注射薬を患者さん毎に払い出す業務です。バーコードリーダーを用いて薬剤の取り間違いを防止しています。また、アンプルピッカーを導入しているため、各病棟毎に自動でセットされます。機械化により効率が上がり、安全を図っています。

高カロリー輸液調製業務

空気中の細菌などが入りこまないよう、無菌的に輸液を混合する業務です。クリーンベンチと呼ばれるフィルターを通した空気が外へ排出される場所で行うため、無菌状態を保つことができます。

抗がん剤調製業務

抗がん剤の量が適切かどうかの確認を行ない、抗がん剤が外部に拡散しないように、かつ無菌的に混合する業務です。

医薬品情報管理業務

医薬品に関する情報を収集・整理して、医療スタッフや患者さんに情報提供したり、質問に応じたりする業務です。

医薬品管理業務

医薬品の発注・在庫・品質管理等を行う業務です。手術室で使用される麻酔薬など、他部署における定数管理も行っています。

薬剤管理指導業務

入院患者さんに対して薬の効果や副作用の説明を行い、投与量が適切かどうかなどを確認し患者さんに安全にお薬を使用していただくための業務です。また、持参されたお薬の確認や、薬の血中濃度をはかって適切な量であるかどうかの確認も行っています。

病棟業務

他職種と連携することで情報を収集・共有し、薬物療法を中心とした最適な医療を提案する業務です。

治験薬管理業務

治験薬の調剤・保管管理を厳格に行う業務です。

チーム活動

感染制御チーム、栄養管理チーム、褥瘡対策チームなどで、薬学的アプローチを行う業務です。

感染制御チーム

褥瘡対策チーム

掲載写真準備中です。

栄養管理チーム

認知症ケアチーム

各種活動

年度学会名演題
2024年8月日本病院薬剤師会関東ブロック第54回学術大会1.予定手術入院患者の持参薬鑑別時間短縮への取り組み
2.抗菌薬処方監査時の副作用歴と適正用量等評価に関する当院での取り組み
2023年
8月
日本病院薬剤師会関東ブロック第53回学術大会1.メロペネムの一部供給停止による当院での対策と影響
2.疑義照会簡素化プロトコル導入による医師の業務軽減と疑義照会内容の変化
3.クリニカルパスから術後経口第3セファロスポリン系を削除したことによる抗菌薬処方量の変化
4.調剤監査支援システム導入前後の調剤過誤の発生状況とその内容
2019年
9月
第61回全日本病院学会多職種連携 できることからはじめよう!~病院薬剤師と訪問診療の連携~
2019年8月第49回日本病院薬剤師会学術大会関東ブロック当院での曝露対策への取り組み~抗がん剤に対して
2018年8月第48回日本病院薬剤師会学術大会関東ブロック褥瘡担当薬剤師に求められる研修会の内容について
2018年2月第33回日本環境感染学会総会・学術集会当院における抗MRSA薬の使用状況について
2017年9月第19回日本褥瘡学会学術集会保湿・保護のための白色ワセリン使用促進における薬剤師の取り組み
2017年8月第47回日本病院薬剤師会学術大会関東ブロック1.⼿術室使⽤薬剤の管理における当院の取り組み
2.中規模病院における抗がん剤の取り扱い及び安全キャビネット清掃方法の検討
2017年7月第67回日本病院学会薬袋への国際一般名称(INN)記載~国際化への取り組み~
2016年8月第46回日本病院薬剤師会学術大会関東ブロック1.当院における持参薬鑑別運用方法の検討
2.「血漿分画製剤使用報告書」提出率向上への取り組み
2016年6月第66回日本病院学会経営企画室の挑戦

所属学会

  • 日本病院薬剤師会
  • 東京都病院薬剤師会
  • 日本褥瘡学会
  • 日本臨床栄養代謝学会
  • 医薬品情報学会
  • 日本環境感染学会

各種研修会への参加

資格

  • 認定実務実習指導薬剤師
  • NST専門療法士
  • 医療情報技師
  • スポーツファーマシスト
  • 日病薬病院薬学認定薬剤師
  • 感染制御認定薬剤師
  • 医薬品情報認定薬剤師
  • 術後疼痛管理研修

地域連携

  • 薬薬連携(保険調剤薬局との合同研修会)
  • 病病連携(病院同士の合同研修会)
  • 中学生の職場体験受け入れ

教育

  • 薬学部生病院実務実習受け入れ

掲示物