ブログ 大森牧田クリニック

以前ブログで整形外科 リハビリテーションセンターの紹介をいたしました。
今回は機器の紹介だけではなく、実際にリハビリを行っている様子もご覧ください!

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  • 【牽引療法】

~腰椎牽引~

<対象者>
1. 慢性腰痛: 長期間にわたって腰痛を抱えている方。
2. 椎間板ヘルニア: 椎間板が突出し、神経を圧迫している状態。
3. 脊柱管狭窄症: 脊柱管が狭くなり、神経に圧力がかかっている場合。
4. 筋肉の緊張: ストレスや姿勢の悪さからくる筋肉のこりや緊張を和らげたい方。
5. 可動域の制限: 腰の動きが制限されている方。

<効果>
1. 痛みの緩和:椎間板や神経への圧力を軽減し、腰痛を和らげることができます。
2. 神経の圧迫軽減:椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症による神経の圧迫を緩和し、関連する症状(痺れや痛みなど)の改善が期待されます。
3. 筋肉の緊張緩和:腰部の筋肉がリラックスし、筋緊張やこりを軽減する助けになります。
4. 血流の改善:血液循環が促進され、痛みの原因となる老廃物の排出が進むことがあります。
5. 可動域の向上:腰の動きが改善され、日常生活や運動のパフォーマンス向上が期待できます。
6. 姿勢の改善:牽引によって腰椎が整えられ、正しい姿勢の維持に役立つことがあります。

~頸椎牽引~

<対象者>
1. 頸椎症:年齢と共に進行する頸椎の変性疾患。
2. 椎間板ヘルニア:頸椎の椎間板が突出し、神経を圧迫する状態。
3. 神経根症:神経根が圧迫され、腕や手に痛みや痺れを引き起こす。
4. 筋肉の緊張:ストレスや姿勢の悪さによる首や肩の筋肉の緊張。
5. 頸部の痛みや不快感:慢性的な首の痛みや不快感がある方。

<効果>
1. 痛みの軽減
神経圧迫の緩和:牽引によって椎間板の圧力が軽減され、神経への圧迫が和らぎます。これにより、腕や手に放散する痛みが軽減されることがあります。
2. 筋肉の緊張緩和
筋肉のリラクゼーション:牽引により、首や肩の筋肉が緩み、筋肉の緊張が和らぎます。
3. 血流の改善
血行促進:頸椎の牽引は血流を改善し、酸素や栄養素の供給が促進されます。これにより、組織の回復が促進される可能性があります。
4. 可動域の改善
可動域の向上:牽引によって頸椎の関節の可動域が改善され、首の動きが楽になることがあります。
5. 椎間板の健康促進
椎間板の栄養供給:牽引によって椎間板にかかる圧力が変化し、内部の水分や栄養素が供給されやすくなります。

  • 【電気療法】

~干渉波~

<対象者>
1.急性および慢性の疼痛:腰、肩、膝等の痛みを抱える方。
2.筋肉の緊張やこり:ストレスや姿勢の悪さからくる筋肉の緊張を軽減したい方。
3.リハビリテーション中の患者:骨折後や手術後の回復過程にある方。
4.神経障害:末梢神経障害や坐骨神経痛など、神経に関連する痛みを持つ方。
5.運動機能の改善が必要な人:運動能力の回復を目指す人、特にスポーツ選手や高齢者。

<効果>
1. 疼痛の緩和
痛みの軽減:電気刺激によって、痛みの伝達が抑制され、疼痛が軽減されます。急性や慢性の痛みに対して有効です。
2. 筋肉のリラクゼーション
筋肉の緊張緩和:干渉波が筋肉に作用し、過緊張を緩和します。これにより、血流が改善され、筋肉の回復が促進されます。
3. 血行促進
循環の改善:電気刺激により血流が促進され、組織への酸素や栄養の供給が増加します。これが回復を助ける要因となります。
4. 神経機能の改善
神経伝導速度の向上:神経の活性化を促進し、神経機能の改善を助けます。これにより、感覚や運動機能の回復が期待できます。
5. 炎症の軽減
抗炎症作用:干渉波による刺激が炎症を抑える効果を持つことがあり、痛みを伴う状態の改善に寄与します。
6. リハビリテーションの補助
運動療法との併用:リハビリテーションの一環として使用され、運動療法と併用することで、より効果的な回復が期待できます。

  • 【温熱療法】

~マイクロ波~

<対象者>
1. 慢性的な痛みを抱える患者:慢性的な筋肉の緊張や痛みを和らげるための治療を必要とする方。
2.リハビリテーション中の患者:骨折や関節手術を受けた後のリハビリを行う方。
3.高齢者:関節炎や変形性関節症など、加齢に伴う痛みを抱える方。

<効果>
1. 疼痛の軽減:温熱によって血流が改善され、痛みを軽減する効果があります。特に慢性的な痛みや筋肉痛に対して有効です。
2. 筋肉のリラクゼーション:温まることで筋肉の緊張が緩和され、可動域が改善されます。
3. 血行促進:血流が改善されることで、酸素や栄養素の供給が増加し、組織の回復を促進します。
4. 炎症の軽減:温熱が炎症を抑える効果を持ち、痛みを伴う状態の改善に寄与します。
5. リハビリテーションの補助:リハビリテーションの一環として使用され、運動療法と組み合わせることで、より効果的な回復が期待されます。

  • 【運動療法】

<対象者>
1.リハビリテーションが必要な患者:怪我や手術後の回復を目指す方。
2.慢性疾患の管理:関節炎や腰痛などの慢性疼痛を抱える方。
3.高齢者:バランスや筋力の低下を防ぎ、転倒予防を目的とする方。
4.運動不足を感じている人:生活習慣病のリスクを減らしたい人、健康促進や体重管理を目指す方。
5.メンタルヘルスの支援:ストレスや不安を軽減したい方。

<効果>
1. 身体機能の改善:筋力や柔軟性、バランスが向上し、日常生活の動作が楽になります。
2. 痛みの軽減:特定の運動により、慢性痛や筋肉・関節の痛みを軽減することができます。
3. 生活の質の向上:身体的な健康状態が改善されることで、全体的な生活の質が向上します。

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大森牧田クリニック整形外科 リハビリテーションセンターでは、豊富なリハビリ機器で皆様の治療をサポート致します。
また、専門的な知識を兼ね備えたリハビリスタッフ(有資格者)が『愛情・親切・丁寧』をモットーに対応させていただきます。
痛みや日常生活でお困りのある方は、是非一度大森牧田クリニックを受診してみてはいかがでしょうか。

大森牧田クリニック
診療技術部 木村
広報委員 S